メッセージ

最初に日本を訪れてからもうすぐ10年、成田空港に降り立つたび、私は幸せな気持ちになります。日本には、いくつもの再会と多くの出会いが待っているからです。
富士見ではキラリ☆ふじみと多田淳之介さんに再会します。昨年訪れた際には、富士山を見ることができませんでしたが、今回は見られたら良いなと思っています。次に静岡では、茶畑の中に立つ野外劇場「有度」で大岡淳さんと宮城聰さんに再会します。「ここで、作品を上演すること。」最初にこの劇場を訪れた際に見た夢が、こうして実現するのです。そして次に、飛行機に乗り宮崎へ向かいます。空港からの道のりに植えられたヤシの木が、マイアミを彷彿とさせる宮崎では、宮崎県立芸術劇場と吉田小夏さんに再会します。
この3つの劇場には多くの市民が集い、そして、それぞれに市民の方々との創作に力を入れていると感じました。「世界は踊る~ちいさな経済のものがたり~」を、これらの都市に住む150人以上の市民と新しく創りなおし、「美」、「知」、そして「感動」を生み出すこと。それこそが私が日本の3都市に行く理由です。それぞれの劇場で、そこに生きる人々とご一緒できることをとても楽しみにしています。
その前に東京に寄って、友人である平田オリザ氏の作品「砂と兵隊」を観劇し、感謝の意をお伝えしたいと考えています。彼がいるからこそ、このツアーが実現できたのですから。
このプロジェクトに参加してくださる3つの劇場と3人の演出家に感謝し、再会の日を心待ちにしています。

パスカル・ランベール

プロフィール

パスカル・ランベール

フランス・ジュヌビリエ国立演劇センター芸術監督。1984年、サイド・ワンポストゥーム・シアターを創設し、作・演出を務める。フランスの主要フェスティバル、劇場のほか、ヨーロッパ、アメリカ、日本での上演も行っている。また、オペラやダンス作品の演出、さらに監督として短編映画も手掛け、マルチな活動を展開している。日本では、「愛のはじまり」(2007)、「演劇という芸術」「自分のこの手で」(2009)2本立て公演に続き、今回が4作品目の上演となる。

エリック・メシュラン

モントリオール大学フランス語圏文学科教授。哲学者。フランス、ケベックにおいて学んだ後、イギリス、ドイツにおいて博士研究員となる。1992年から1995年の間ケンブリッジのキングスカレッジの研究員として勤務した後、現職に就く。研究分野は文学および哲学美学、フランスにおけるアンシャン・レジーム期下の文学史、文化史。2004年にはパリ哲学国際カレッジのプログラムディレクターに就任し、美学と政治経済学についてのセミナーを開催している。

吉田小夏

劇作家、演出家、俳優。「青☆組」主宰、劇団「青年団」演出部所属。
2001年、桐朋学園大学演劇専攻の卒業生を母体に青☆組を旗揚げ、劇作・演出の活動を始める。「うちのだりあの咲いた日に」(2002)、「時計屋の恋」(2004)、「おやすみ、枇杷の木」(2007)、「雨と猫といくつかの嘘」(2009)の各作品で、日本劇作家協会新人戯曲賞入賞。2004年日本演出者協会主催・若手演出家コンクール(作・演出部門)にて、「初雪の味」で審査員特別賞を受賞。時代に流されない普遍性と透明感にこだわった、瑞々しく繊細な対話劇で定評がある。

公演概要

日時 2010年10月30日(土)18:30開場 19:00開演
10月31日(日)13:30開場 14:00開演(終演後、アフタートークあり)
会場 演劇ホール
チケット料金 全席自由・日時指定  一般3,000円 学割(小~大学生)1,500円
◎当日券は学割を除き500円増
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※学割は、入場時に学生証の提示をお願いしております。中学生以上のお客様で学生証の提示がない場合は、入場をお断りする場合があります。
チケット取り扱い メディキット県民文化センターチケットセンター
[窓口営業・電話予約]TEL 0985(28)7766 9:00~20:00 ※月曜休館

宮崎山形屋  0985(31)3202
西村楽器店  0985(24)4141
宮交シティ  0985(51)1311
ボンベルタ橘 0985(26)4241
チケットぴあ 0570-02-9999[Pコード 403-664]
ローソンチケット 0570-084-008 [Lコード82978]
※全国のローソンLoppiでも購入できます。
スタッフ 音楽:アレクサンドル・メイエール
舞台美術・照明:パスカル・ランベール
翻訳・通訳:平野暁人
舞台監督:寅川英司+大友圭一郎(埼玉・宮崎公演)、内野彰子(静岡公演)
字幕:西本彩
音響:泉田雄太
フライヤーデザイン:京
企画・制作 財団法人富士見市施設管理公社、財団法人静岡県舞台芸術センター、
財団法人宮崎県立芸術劇場、ジュヌビリエ国立演劇センター
制作・協力 (有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成 財団法人地域創造、国際交流基金PAJプログラム、キュルチュールフランス、貯蓄供託金庫、
ブイッグ建設イルドフランス、郵便局事業基金、リーディング用共済組合基金
後援 在日フランス大使館文化部、東京日仏学院
協力 ANA
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主催:財団法人宮崎県立芸術劇場 協力:九州日仏学館 問い合わせ先:0985(28)3208